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お知らせ

 

24代目名古屋学生チーム『鯱』 決意表明

 

 1996年、YOSAKOIソーラン祭り普及振興会・長谷川岳事務局長(当時)、第5回実行委員会・荒井優代表(当時)の情熱的な呼び掛けに応え、名古屋の学生らが名古屋学生チーム『鯱』を結成しました。札幌での印象的な出来事は彼らの心を動かし、のちの1999年、初代メンバーの一人であった水野孝一氏(現在の公益財団法人にっぽんど真ん中祭り文化財団専務理事)が中心となり、にっぽんど真ん中祭り(どまつり)が設立されました。以降、現在の24代に至るまで、名古屋学生チーム『鯱』とにっぽんど真ん中祭りは、同じ原点を持つ兄弟のように共に歩んで参りました。祭りの誕生から深く関わるチームとして「どまつりの代表である」という思いは、メンバーひとりひとりに、現在まで受け継がれています。

 

 中でも、どまつりが掲げる「観客動員ゼロ=全員参加型」というコンセプトを体現する総踊りは、どまつりを代表するチームとして常に活動の念頭においています。総踊りとは、どまつりの象徴であり、どまつりのみが保有・管理できる市民の財産(公共財)です。私共名古屋学生チーム『鯱』は、この総踊りをチームの原点と捉え、24代目となる今年も変わることなく、総踊りの馴染みのフレーズを取り入れた作品づくりに臨む決意であります。制作から完成に至るまで、多くの関係皆様のご指導をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。

 

 昨年は、チーム事情により、どまつりの開催直前に音楽を変更するという出来事がありました。このことは、どまつり事務局・各ブロック長、そしてYOSAKOIソーラン祭り、安濃津よさこい、バサラ瑞浪の関係皆様の多大なるご尽力により実現したことであり、チームの存在にも関わる大切な決断でした。また、今年は元号が新たに令和となり、どまつりも20周年を盛況裡に迎えた初年となります。このような節目の時だからこそ、原点に立ち返るべく、今年はYOSAKOIソーラン祭りを作品初披露の場とさせていただきます。

 

 どまつりを象徴するチームとして、どまつりの理念を全国各地に広げながら、これまで以上に各地の祭りを盛り上げていけるよう努めて参ります。決意を新たにした名古屋学生チーム『鯱』に、変わらぬご期待をお寄せくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。

 

 令和元年6月7日

24代目名古屋学生チーム『鯱』

 

 

 

 
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